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第一話「悪意の肖像」 |
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ツイッターでいただいた感想から一部抜粋します。紹介文にある、オカワダアキナ様の素晴らしいレビューも、あわせてご覧下さい。 2巻ほんとやばいです…鷹臣さんの色気カンストです…(オカワダアキナ様) 鳴原あきらさん「美少年興信所 所長の逆襲」読みました〜。面白いし萌えるし夢中で読みましたか、が…! 「所長の逆襲」というタイトルが示すかのような満潮音所長の巻き起こした顛末が語られる後半戦はぐっとシビアで萌えと辛いが交互に… ふじょしが待って、むり、辛いっていう理由がぼくわかった 個人的に完結したお話の後日談が大好きなんですが(関係性が出来た末の積み重ねがえろい)前編で気持ちを誓い合った巧くんと鷹臣さんのラブラブ生活とますます大胆に男前な巧くんにハラハラさせられる中で… 一つ屋根の下、帰還した満潮音所長に身も心も捕らえられた知恵蔵叔父さんがいるのです。良識溢れる知恵蔵がなぜ恐ろしく冷徹である種悪魔のような満潮音から逃れられないのか、彼らの運命の恋と満潮音の巻き起こした事件の数々が現在と過去を行き来しながら描かれるのですが… どれだけ狂っていると分かっていても手を離すことなど出来ない激情はあり、何もかもをあらかじめ手にしているかのような満潮音の元から離れない、本当の意味で彼のものになることを選ぶ相手は知恵蔵しかいないのです。二つの恋が交差して絡み合う様は上巻に増してスリリング… 海外文学作品をモチーフにした端正なミステリー仕立ての物語は上巻に増してラブとサスペンス度合いも増すばかり。大胆かつ色っぽい展開とあっと驚く鮮やかさに引き込まれるばかり。ずっしりボリュームがある所謂鈍器ですが、ミステリー仕立ての流麗な筆致とキャラクターの鮮烈な存在感が印象的で ミステリーと文学作品の素養がないIQの低いわたしも「えろい! 辛い!」と打ち上げ花火バンバン打ちながら夢中で読みました。ちょっともうそのキャラクター同士の心の駆け引きと奥行き深い彼らのドラマから目が離せませんでした。鮮烈なインパクトをくれる一筋縄でいかないシリーズでした。うっ(高梨來様) | ||
推薦者 | 鳴原あきら |